食事で簡単!代謝をあげるなら、ウェットヒート調理法

食事で簡単!代謝をあげるなら、ウェットヒート調理法

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ボディメイクにおいて、食事時間も大切なメンテナンスです。少しでも体に良いものを取り入れたいですよね。

同じ食材でも調理方法を変えるだけで、太りにくく病気の予防にもつながると言われる「ウェットヒート調理法」をご紹介します。

 

 

ウェットヒート調理法って?

 

「ウェット」とは濡れたり湿ったりしていること、「ヒート」とは熱すること、を意味します。

ウェットヒート調理法とは、水を使って加熱する加熱調理のことで「茹でる」「煮る」「蒸す」3つの調理法を指します。

反対に、水を使わない加熱調理には「焼く」「揚げる」があり、「ドライヒート調理法」と呼ばれています。

 

 

ウェットヒートとドライヒート  健康にどう影響する?

 

「ウェットヒート」(茹でる・煮る・蒸す)

和食に多い調理法で、食材の水分を保ったり、加水することで水分摂取量を増やすことができます。

生活習慣病で最も多い2型糖尿病のリスクを軽減させる効果があると言われています。

 

「ドライヒート」(焼く・揚げる)

欧米諸国に多い調理法で、食材の水分を蒸発させることで香ばしさや食感を引き立たせ食欲を高めてくれます。

ドライヒート調理法では、体内でAGEs(終末糖化産物)と呼ばれる物質がつくられやすいことがわかっています。

 

AGEsは「糖化」とも呼ばれ、アレルギーや肌荒れ、関節炎など炎症が起きやすくなったり、血糖値が下がりにくくなることで糖尿病の前症状のリスクを高めると言われています。

 

このことから、同じ食材でも「茹でる・煮る・蒸す」のウェットヒート調理法にすることで「燃えやすく、健康的な体づくり」ができると言えます。

 

 

ウェットヒート調理法でフィジカルを強くする

 

筋肉の分解・再生には多くの水分を必要とします。

運動時は、多くの汗をかくために水分が失われるだけでなく、筋肉を再合成にも水分がたくさん使われます。

 

水分が不足すると運動やトレーニングで損傷した筋肉の再生が遅れやすく、筋肉痛の要因にもなると言われています。

 

とくに運動後は、筋肉の生合成が加速します。

この時間にタンパク質を補う人も多いと思いますが、ウェットヒート調理法で食材の栄養をたっぷり含んだ水分を補えたら、さらに効率の良いインナーケアができますね!

 

 

ウェットヒート調理法で燃えやすく健康的な体づくりを

 

自宅での料理はもちろん、外食においてもちょっとしたメニュー選びをウェットヒートにすることで、燃えやすい体づくりにつなげることができます。

 

 

▶︎野菜料理

ドライヒート:天ぷら、野菜のグリル、野菜炒めなど

ウェットヒート:蒸し野菜、野菜スープなど

 

▶︎肉料理

ドライヒート:唐揚げ、カツ、焼肉など

ウェットヒート:シチュー、煮込みハンバーグ、しゃぶしゃぶなど

 

▶︎魚料理

ドライヒート:焼き魚、干物、グリルなど

ウェットヒート:ホイル焼き、煮付けなど

 

▶︎パン

ドライヒート:ドーナツ、クロワッサン      

ウェットヒート:蒸しパン

 

▶︎菓子類

ドライヒート:せんべい、焼き菓子、パイなど

ウェットヒート:団子、プリン、ゼリーなど

 

 

ダイエット食においては、カロリーや糖質・脂質などの各栄養バランスが最も大切ですが、調理法からも見直してみると、よりワンランクアップできるかもしれませんね。

この記事を書いた人

豊原 悠里

《RiDEAL管理栄養士/セラピスト》
 
大手化粧品会社でインナービューティのカウンセリング、トレーナーを経て、精神科クリニックで管理栄養士・代替医療カウンセラーに従事。
発達の問題やメンタルケアを中心に予防医学、栄養療法のカウンセリング、セミナー、執筆サポートをてがける。

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