ダイエットを成功させる腸の状態とは!?
ダイエットやボディメイクをしたい!運動やカロリーコントロールを始める前に必要な体のケアがあります。
それは「腸」の健康を見直すことです。
突然ですが、こんなことありませんか?
・運動も食事制限もしているのに一向に痩せない、または太る
・プロテインを始めたらガスが貯まるようになった
・お腹が張ったり胃痛がする
1つでも当てはまったら、最優先に「腸ケア」をしましょう。
今回は、意外に知られていない「ダイエットを成功させる腸の健康」についてお伝えしていきます。
腸の基本について
まずは、腸の「基本の基」から。
私たちの体は、食べたものでできています。
食べものの質や量によって、体の質や量(体重)も変わってきます。
筋肉をつけたいと思ったら、たんぱく質の多いお肉。
頭を働かせたいと思ったら、糖分補給に甘いもの。
お肌を綺麗にしたいと思ったら、ビタミンたっぷりの果物。
こんな風に、何となくでも悩みや目的によって、あなたも食べるものを選んでいると思います。
口から摂った食べものは、胃で消化され、小腸で吸収されます。
吸収されず残った食べカスは大腸へ行き、全身から回収されてきた老廃物や、腸内細菌などと合わさって便になり排泄されます。
このことから腸(小腸・大腸)は、食べものを肉体に作り替えるための第一段階であるということがわかりますよね。
腸の働き次第で、食べたものが適切に吸収されるかが決まり、いわば、良い体になるか否かが決まるとも言えます。
努力が水の泡になる腸の不調
✔︎ 運動も食事制限もしているのに一向に痩せない、または太る
✔︎ プロテインを始めたらガスが貯まるようになった
✔︎ お腹が張ったり胃痛がする
✔︎ 便やガスが異様に臭い
冒頭にも書きましたが、もしこのような状態なら、食事制限やプロテインで筋力アップの前に、最優先に腸を見直すサインです!
腸が正常に働けていないために、せっかく摂っている食事や栄養が吸収されずに流れてしまっていたり、消化ができない状態なので、かえって体に負担をかけてしまっています。
とくにタンパク質補給のためにプロテインを活用したとき、胃痛がしたり、ガスが臭い(硫黄臭など)のであれば、タンパク質がきちんと消化されていない可能性大です!!
腸が不調になる原因とは?
腸が不調な時とは、善玉菌が減り、悪玉菌が増殖している状態で、腐敗物が溜まりやすく有毒ガスが発生!便やガスが匂うばかりか口臭・体臭にも影響します。
また、大腸炎やポリープの原因にもなりかねません。
① 普段から食事をよく噛んでいない
噛むことによって単純に食べものを刻むだけでなく、唾液分泌され、さらに胃液や膵液など消化酵素の分泌が活性化され、
消化吸収の準備が始まります。
よく噛まずに食事をすると、唾液や消化酵素が分泌される量が減るので準備不足のまま食べものが胃腸へ流れてしまいます。
② 生野菜などから補う酵素が不足している
食べ物を消化するときに必ず必要になる酵素。
体内でも生成することができますが、ストレスや疲労によって現代人は酵素不足です。生野菜を食べることで消化酵素を補給することができ、消化をスムーズにすることができます。
③ 添加物のとりすぎ
合成着色料や化学調味料など、食品を酸化・変色・腐敗しないように添加されたものは、腸内フローラを乱す大きな原因とされています。
胃や腸の粘膜にいる常在菌を死活化することによって胃腸の本来の働きが損なわれてしまいます。
④ ストレスや睡眠不足
ストレスや睡眠不足は、自律神経を乱す最も大きな要因です。
良好な胃腸の働きには、リラックスに関わる副交感神経が正常であること、がポイントです。ストレスや睡眠不足が続くと胃腸の働きが低下したり、過敏になってしまいます。
実はお勧めできない発酵食品がある
腸内ケアなら発酵食品は良い!と思う方も多いと思いますが、ガスが臭い、お腹が張っている時に、納豆やキムチのような発酵食品は、実はあまりお勧めできません。
まず、納豆はタンパク質でもあります。
腸内環境が整っていない中で、たんぱく質が消化されずにかえって消化不良を起こし、腐敗を招いてしまう可能性があります。
とくに噛まない癖がある人は要注意です。
食べる際には、大根おろしや、長芋など、野菜と一緒に食べましょう。
次にキムチは、刺激物であることと、添加物が多いことが挙げられます。
いくら発酵食品とはいえ、お腹が不調なときに刺激物は良くないことがわかりますよね。
また、市販のキムチの中には乳酸菌を死活化させる食品添加物が多く含まれています。最近では無添加キムチも市販されるようになりましたので、品質を見極めましょう。
発酵食品をとることで腸の善玉菌のエサにはなりますが、善玉菌そのものではありませんので、腸内に善玉菌が少なく悪玉菌が増えすぎている中でエサをあげても悪玉菌の猛威に負けてしまっているケースが多いのです。
発酵食品なら何でも良いのでなく、悪玉菌を除去できるニンニクや生姜のような薬味を使ったり、大根おろしのような酵素たっぷりの食材を一緒に摂ることがポイントです!
また、発酵食品でも水キムチやピクルス、ザワークラフトなど香辛料が少なく野菜を含むものがおすすめです。
食生活での対策
腸が乱れているとせっかく補ったプロテイン(タンパク質)が、栄養でなく腐敗物扱いされてしまっています!
とにかく腸内環境を整えるための栄養を効率よく補い乱れた状態をいち早く脱することが重要です!
①よく噛むこと
よく噛むことで唾液や消化酵素の分泌を促し、胃腸の働きをサポートすることができます。また、咀嚼回数を増やして食事することによって、食欲抑制効果を期待できます。満腹中枢が刺激されて、食欲が抑制される効果のあるホルモンが分泌され、食べ過ぎを防ぎ、ダイエット効果も期待できます。
② 酵素をしっかり含む食品を食べる
・トマト
・みかん
・大根おろし
・フレッシュなサラダ
※ 外食や市販されるカット野菜などは、変色や食中毒を防ぐために消毒剤が使用されているため、酵素は死活していると言われています。そのため自宅で調理しない人は、丸ごと食べられるトマトやミカンなどを選ぶことがコツです。
③ 添加物を抑えた食事を心がける
化学調味料を控えたことで長年の胃腸の悩みが解消された、なんて人も多いのです。
最近はコンビニでも無添加製品がたくさん出ていますよね。
多少値段は上がっても健康効果を考えるとコストパフォーマンスが高いのが無添加食品です。
④ 鰹節や昆布だしなどにこだわる
食事で何に気をつけたら良い?そう聞かれた際に一番に伝えるのが「出汁」です。
出汁には旨味成分であるイノシン酸やグルタミン酸をはじめ、アミノ酸が豊富に含まれています。
アミノ酸はタンパク質をもっと細かくした栄養素として、胃腸に負担かけることなく疲労回復や自律神経を整えてくれる働きがあります。鰹や昆布だしをこだわることで良質なアミノ酸が自然と補うことができます。
⑤ 一時的にグルテンフリーにする
胃腸の機能が低下しているときは、小麦に含まれるグルテンの摂取を控えることがおすすめです。
グルテンは消化しづらく、消化出来なかった物で腸を傷つけてしまいます。
そうすることで腸内環境の悪化に繋がってしまうのです。
《体質改善のファーストステップ”グルテンフリー”のすすめ》
生活面での対策
① 睡眠の質をあげること
胃腸の不調を感じたら、疲れが溜まっていると言えます。
まずは睡眠時間を確保したり、睡眠の質を高める工夫をして、しっかり自律神経を整えましょう。
② ストレスケアをする
ストレスを溜め込んだまま、食事コントロールをしていてもダイエットは上手くいきません。入浴して心身を温めたり、マッサージに行くなどして自律神経を休めるようにしましょう。
忙しくて睡眠時間が確保できない、ストレスケアが上手くできない、そんな人におすすめなのが、インディバです。
インディバには、体の深部から温めることで自律神経を整える働きがあると言われています。施術中や施術後、睡眠の質が上がった!翌朝の目覚めが良い!など、心身疲労の解消に通う人も多いです。
また、女性を初め便通の良さを感じる人もいらっしゃいます。
特に腰回りや首肩周り周辺は、自律神経の働きと密接に関わっていますので、腰痛や首・肩こり解消のほか、腸内環境改善の一手になってくれます。
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腸は、消化吸収をはじめ代謝にとても重要な臓器です。
また、第二の脳と呼ばれ、ホルモンバランスや自律神経にも密接に関わっています。
ダイエットやボディメイクにおいては、心身のバランスが食行動にも影響します。
闇雲にトレーニングしても体を壊してしまうように、食事やサプリメントでも同じことが言えますよね。
自分の今の状態を知り、効果的に変えていくことで、より早く成功も手にできます!
自己流でうまくいかないと感じたら、まずはプロの力を借りてみましょう。