流行はもう要らない!ボディメイクの質を上げるなら、ミネラルを極めよ!

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ダイエットにミネラル?そう思う方も多いでしょう。

 

ダイエット=カロリーコントロールだったり、意識するのはプロテインやビタミンB群などがメジャーですが、近年、ボディメイク、ダイエットのプロ達がこだわっているのが ”ミネラル” です。

 

 

 

ミネラルの基本

 

ミネラルは、タンパク質・脂質・炭水化物の三大栄養素をサポートする補酵素で、代謝に欠かせない存在です。

 

三大栄養素+ビタミン、ミネラルを合わせて五大栄養素と言われています。

 

「ビタミン不足はよく聞くけれど、ミネラル不足はあまり聞いたことがない」という方もいるかもしれません。

 

その理由には、日本食はミネラルが不足しにくいと言われてきたからです。

 

しかし今、女性の3人に1人は貧血や便秘であったり、子供のカルシウム不足、若年層の骨粗鬆症やうつ病、シニア層の認知症や生活習慣病などや日本人のミネラル不足が大きな問題になっています。

 

ダイエットやボディメイクにおいても、改めて見直されてきています。

 

 

その理由は、ミネラルが代謝に欠かせない酵素を生成するキーになっていたり、筋肉の弛緩や柔軟性を高める要素だからです。

 

 

ミネラルは、mine(鉱山・鉱石など)に由来した言葉で、地球上には114種類(※1)存在しています。

 

そのうち私たちの栄養素として欠かせないものを必須ミネラルといい、現在16種類です。

 

※1:水素(H)、炭素(C)、窒素(N)、酸素(O)は除く。

 

 

 

体に必要なミネラル16種類

 

・ナトリウム

・マグネシウム

・リン

・硫黄

・塩素

・カリウム

・カルシウム

・クロム

・マンガン

・鉄

・コバルト

・銅

・亜鉛

・セレン

・モリブデン

・ヨウ素

 

 

マルチミネラルなどのサプリメントでは全て配合されていることは少なく、多くは不足しがちな10〜13種類になっています。

 

ミネラルは体内で椅子取りゲームのように、ストックできるキャパが決まっています。

 

それぞれのミネラルが不足しても過剰でも健康を及ぼしてしまいますので、バランスよく補うことがとても大切です。

 

ミネラルは筋肉の反応、消化、三大栄養素の代謝や利用、神経伝達やホルモンの合成に必要です。

 

正常な神経、筋肉の働きのために欠かせない体液のバランスを保つ、とても繊細な機能をになっています。

 

血液や体液の酸性とアルカリ性のバランスを保ち、栄養素が運ばれやすい環境にします。

 

運ばれてきた栄養を水分とともに細胞内に取り込むのもミネラル(主にナトリウム)ですし、細胞の外へ排泄するのもミネラル(主にカリウム)です。

 

 

 

ミネラルと筋肉、運動との関係

 

ミネラルと筋肉・運動との関係は、語り尽くせないほど深く多くあります。

今回は、まず押さえておきたい代表的なものをご紹介します。

 

 

 

カルシウムとマグネシウム

 

この2つを聞くと「骨」を思い浮かべる人も多いでしょう。

 

骨の成長や健康にはカルシウムが必要で、カルシウムの吸収や働きをサポートするのがマグネシウムなので、まさにこの2つはベストパートナーです。

 

カルシウム:マグネシウムを2:1のバランスで補うことが推奨されています。

 

骨の他にもとても大切な働きがありますが、それは「筋肉運動を助けること」です。

 

カルシウムやマグネシウムは、体内でイオン化されると、細胞の膜でメッセンジャーのような働きをします。

 

筋トレなどトレーニングをして筋繊維に物理的な刺激を与えると、筋肉の伸び縮みを促していき、ATP回路での熱産生を効率化する働きがあります。

 

マグネシウムは筋肉を弛緩させ、カルシウムは収縮させる働きをします。

 

そしてマグネシウムは、トレーニングで汗をかくときにカルシウムよりも多く失われやすくマグネシウムが極端に不足してしまって起こる症状が「足がつる」「こむら返り」です。

 

 

筋肉運動で言えば、便秘対策としてもカルシウム・マグネシウムは重要です。

「便秘予防に腹筋をつけなさい」と言われたことは、ありませんか?

 

腸を動かして便を押し出す力に必要だからです。このときカルシウムやマグネシウムの力があると押し出す力が促されるということです。

 

「便秘にマグネシウム」は聞いたことがあると思いますが、これはマグネシウムが腸内に水分を集めて便の形成や動きをよくするからですが、カルシウムも重要ということがわかりますね。

 

 

 

熱を生み出す鉄の働き

 

鉄は血液内で酸素を運搬する大切な役割を持ちます。

酸素は、熱を生み出すために欠かせません。

焚き火をするときに酸素(空気)がないと燃えませんよね。

 

熱を生み出すことによって血液循環が高まり、筋肉運動の活性化、脂肪燃焼はもちろん、筋疲労の軽減に繋がっていきます。

 

 

「一生懸命運動しているのに痩せない」

「タンパク質をしっかりとっているのに痩せない」

「手足が冷える」

「足や顔が浮腫みやすい」

 

 

こんな人は、貧血症状がなくても鉄不足かもしれません。

女性はもちろんですが、最近では男性の「隠れ貧血」も増えてきています。

 

 

 

RiDEAL トレーナーおすすめのミネラル補給

 

今や、ミネラルを食事で補おうとしてもなかなか補い切れないことは、多くの研究機関で明らかになっています。

 

意識して魚介類や緑黄色野菜を取り入れることも大変おすすめですが、手軽にミネラル補給ができる方法をお伝えします。

 

 

ミネラル補給におすすめなのが、「自然塩」です。

 

 

ここ数年、塩の健康効果が見直されてきており、ミネラルバランスに優れた自然塩を摂ることで、筋肉やメンタルへの影響、健康の質の向上につながるとされています。

 

筋肉のプロであるボディビルダーの中には、「塩を変えると筋肉の質が変わり、痩せないダイエットが痩せダイエットに変わる」という人もいるほどです。

 

また、自然療法を実践する専門医や美容家たちもまた、自然塩をあえて積極的に摂取している人も多くなってきています。

 

もちろん摂取しすぎはいけませんが、自然塩の栄養成分にはナトリウム以外に、マグネシウムやカルシウム、亜鉛などが豊富に含まれていますので、ぜひパッケージをチェックしてみてください。

 

 

ここで、RiDEALトレーナーおすすめのミネラル補給をご紹介します。

 

水に、自然塩とレモン汁を入れた”塩レモン水”をコップ1杯朝の目覚めに飲むという習慣です。

 

塩のしょっぱさとレモンの酸っぱさが絶妙に中和され飲みやすくなります。

 

レシピ:水 約350g + 塩 3g + レモンの搾り汁 1/4個

 

 

 

塩レモン水のメリット

 

・液体になっていることで体内への浸透が良くなる

・レモンのビタミンCやクエン酸がミネラルの吸収を高める

・腸が動き出し、免疫力アップにつながる

・血液の流れが良くなり、代謝が上がる

・体内時計がリセットされ、自律神経を整える

 

 

 

ミネラルは、まさに縁の下の力持ちのような存在。

 

まだまだ書き切れないほど私たちの生命活動を支える必要不可欠な存在です。

 

外食が続く、新しいものがたくさん出てくる美容・ダイエット業界ですが、生命の基本を極めることこそ、ボディメイクの秘訣ともいえそうですね。

 

 

この記事を書いた人

豊原 悠里

《RiDEAL管理栄養士/セラピスト》
 
大手化粧品会社でインナービューティのカウンセリング、トレーナーを経て、精神科クリニックで管理栄養士・代替医療カウンセラーに従事。
発達の問題やメンタルケアを中心に予防医学、栄養療法のカウンセリング、セミナー、執筆サポートをてがける。

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