「ゴルフボールは種類がたくさんあって分からない」

「高いボールやプロが使っているボールの方が良いのだろうか」

初心者の方はゴルフボールを選ぶ際にどのように選んだらよいのか悩んでしまうことも多いのではないでしょうか。

ゴルフボールは1球100円程度のボールから1球500円以上するような様々な種類や価格帯のゴルフボールがあります。

初心者のうちはOBなどでボールをなくすことも多いので、あまり高いゴルフボールは必要なく安いボールから始める方が無駄な支出を減らすことができます。

しかし上達していく中でゴルフボールの性能の違いは重要になってきますので、それぞれのゴルフボールの特徴と初心者の方に向けてゴルフボールの選び方をご紹介します。

ゴルフボールの種類     

ゴルフボールの種類には大きく分けて飛距離を重視した「ディスタンス系」、スピンに特化した「スピン系」、ディスタンス系とスピン系のいいとこ取りをした「第3系」のボールがあります。

それぞれどのようなゴルフボールなのかを説明します。

ディスタンス系 

ディスタンス系のボールは比較的安価なものが多く、初心者向けのゴルフボールです。

特徴としては、ディスタンス系のボールは表面が固く中が柔らかいため、ボールの反発力が高くパワーがない方でも飛距離を出しやすいボールです。

デメリットとしては飛距離が出る反面、ボールにスピンがかかりにくいためアプローチなどで思ったようにスピンがかからず狙った所に落としにくいという点です。

スピン系      

スピン系はその名の通りスピンがかかりやすいボールでアプローチなどでスピンをかけて狙った場所に落としやすいという特徴があります。

プロや上級者の方はスピン系のボールを使用している方が多く、上級者向けのゴルフボールが多いです。

スピン系のデメリットは、スピンがかかりやすいため曲がりやすくミスショットに弱くなります。

スピン系のボールの値段はディスタンス系のボールに比べ高価なモノが多いです。

第3系 

第3系のボールとは、近年新しく出てきたゴルフボールでディスタン系とスピン系の良いところを併せ持ったゴルフボールです。

しっかり飛ばすことができスピンもかかりやすいのですが、その分コントロールが少し難しくなるので中級者におすすめのゴルフボールです。

その他のボールの性能の違い

ゴルフボールの種類は大きく分けると「ディスタンス系」「スピン系」「第3系」の3種類に分けられますが、その他にもゴルフボールには様々な違いがあります。

初心者のうちはそこまで違いがわかりにくいと思いますが、ある程度のレベルになってきたらそれぞれの特徴でゴルフボールを選んでみるのも良いでしょう。

ディンプル数、ピース数、カラー  

ディンプル数とはボールの表面の凹凸のことで、ディンプル数が多いほど空気抵抗が減り飛びやすいという特徴があります。

ディンプル数が多いゴルフボールは少し高めの値段設定になっていることが多いですが、飛距離に悩んでいる方はディンプル数もチェックしてボール選びをしてみるのも良いでしょう。

ピース数とはボールの層のことで高価なボールほどボールの層が多くなっています。

2ピースから5ピースまでの種類があり、ピース数が多くなる程スピン性能が高く飛距離も出やすいです。

ゴルフボールは一般的には白色のイメージが強いかと思いますが、黄色やオレンジ、緑やピンクなど様々なカラーがあります。

蛍光色のゴルフボールなどもあり、明るい色や目立つ色ほどボールを見つけやすいので好みの色でボールを選ぶことも可能です。

初心者のゴルフボールの選び方   

では実際に初心者の方はどのようにゴルフボールを選んだら良いのかを説明します。

上級者になってくるとボールの性能がスコアに大きく直結しますが、始めのうちは高価なボールを使ってOBなどでボールを無くしてしまってももったいないと思いますので、初心者の方に向けた選び方を解説します。

なるべく安価なものを選ぶ          

始めのうちはなるべく安価なゴルフボールがおすすめです。

スピン系などのプロや上級者の方が使用するゴルフボールは1球500円以上する種類も多く、OBや池などによくいれてしまう初心者の方にとってはコスパが悪いと言えます。

ディスタンス系であれば新品でも１ダース2000円前後から購入できるのでなるべく安価なものを選んで始める方が良いでしょう。

一つのメーカを継続して使い判断する   

どんなゴルフボールが自分に合っているか分からないため様々なゴルフボールを試してみたい方も多いでしょう。

しかし頻繁にゴルフボールを変えてしまっていると、ミスの原因がスイングによるものなのかボールによるものなのかを判断が難しいため、ボールを選ぶ際には1つのメーカーのボールをある程度継続して試してみる方がいいです。

飛ばしたいならディスタンス系、ヘッドスピードが早いならスピン系

ヘッドスピードがあまりなく飛距離があまり出ない方はディスタンス系がおすすめです。

反対にヘッドスピードが早い方はディスタンス系だとボールが潰れやすいためスピン系のゴルフボールの方がおすすめです。

しかしスピン系のボールはディスタンス系のボールに比べ高い種類が多いので、スピン系のゴルフボールを試してみたい方は、比較的綺麗なスピン系のロストボールなどで試してみるとスピン系ボールを簡単に試してみることができます。   

ゴルフボールの選び方まとめ

プロや上級者になってくるとボールの性能は非常に重要になってきますが、初心者のうちはあまりボールの性能の違いを肌で感じることは難しいでしょう。

練習やラウンド回数をある程度重ねてきてレベルが上がってきたら、自分にあったゴルフボールを実際に打ってみて試してみることをおすすめします。