【初心者必読】ゴルフでコースデビューするなら最低限知らなければいけないマナー
ゴルフは「紳士淑女のスポーツ」とも言われているようにコースでラウンドする際には様々なマナーを守ってプレーをしなければなりません。
最低限のマナーを守れない方は同伴者以外にもゴルフコースでラウンドしている他の方にも迷惑をかけしまうことになります。
全てのゴルファーが気持ちの良いゴルフができるよう、コースデビューをする際に最低限知らなければいけないマナーをご紹介します。
ゴルフ場でのマナーと服装
ラウンド中のマナーの前にゴルフ場での立ち振る舞いやマナーについて説明します。
まずゴルフ場に向かう場合は、スタートホールの1時間前にはゴルフ場についておく必要があります。
なぜならラウンド開始前には着替えや練習などの時間が必要なのと、ゴルフ場に行く際には渋滞などの時間も考慮して出発しなければいけないからです。
スタート時間に遅れてしまうと、他の組の方の迷惑になるばかりか前半ラウンドはプレーできないということにもなりかねませんので時間に余裕をもった到着時間にする必要があります。
またゴルフ場のクラブハウス内での服装にも注意が必要です。
ゴルフ場ではTシャツやジーンズ、サンダルなどのラフすぎる格好は禁止されています。
ですのでクラブハウス内入る際には襟付きのシャツやジャケット、チノパンなどを着用する必要があります。
その他にもタバコを吸う方は指定の喫煙場所以外では喫煙しないや、入れ墨やタトゥーがある方はあまり露出しないことが大切です。
ちなみに刺青やタトゥーが入っている方の入浴は禁止しているゴルフ場が多いですので注意しましょう。
ラウンド中のマナー
ラウンド中は他のプレーヤーの迷惑になるような行為を避けることが重要です。
他のプレーヤーの迷惑になるような行為とは大声で話して人のプレーを邪魔しないことや他のプレーヤーがアドレス(打つ構え)に入ったら視界に入ったり動いたりしないことです。
ゴルフは集中力が必要なスポーツですので、打つ際に誰かが話していたり動いていると集中することが難しくなります。
同伴者のプレーを邪魔しないことはもちろんのこと、前の組がティーグラウンドでティーショットを打つときにカートで待機しているような時も大きな声で話すことは避けるべきです。
また同伴者が良いショットを打った時には、「ナイスショット!」など声がけすることでお互い気持ちの良いプレーをすることができます。
その他にもフェアウェイなどでショットを打った際に芝を削ってしまった場合は砂を入れるなどコースに気を配ることも大事です。
スロープレーを避ける
コースでラウンドをする際は前半後半9ホールずつ、合計18ホールを回りますが9ホール(ハーフ)を2時間〜2時間15分程度で回れるようにする必要があります。
ゴルフでは自分達の組が遅いプレーをすると後続の全ての組に迷惑がかかってしまい、待機時間が長くなったり最終組が営業時間内にホールアウトできなかったということにもなりかねません。
初心者のうちはなかなか真っ直ぐ飛ばせず左右にボールが行ってしまうことも多いかと思いますが、スロープレーにならないよう以下の点に注意してください。
- 前の組との距離を確認し、安全な距離まで離れていたら素早く打つ
- ボールを探しにいくときはあらかじめ2、3本クラブを持っていく
- 打つ前の素振りは2回まで
- 自分の打ったボールまで歩いた方が早い場合はカートに乗らず歩く
- ホールアウトした時に後続の組が待っていた場合すぐにカートに乗って移動する
スロープレーを避ける行動は、初心者や上級者を問わず誰でもできることなのでスロープレーにならないようテキパキとした行動が大切になってきます。
グリーン上でのマナー
ゴルフ場のグリーンは毎日グリーンキーパーと呼ばれる方達が丁寧にメンテナンスを行ってくれているとても繊細な場所です。
グリーンのメンテナンス次第でボールの転がりが大きく異なってきますので、プレーをする私たちもグリーンを大切にプレーすることが重要になってきます。
グリーン上でのマナーは以下の通りです。
- グリーン場では走ったり、飛び跳ねたりしない
- ボールマーク(凹み)はグリーンフォークですぐ直す
- 同伴者のライン(ボールからカップまでの間)を踏まない
- カップの縁を踏まない
- グリーンの上には他のクラブを置かない
- ホールアウトするときはグリーン周りに忘れ物がないか確認する
ゴルフ場のグリーンは非常に繊細な場所にも関わらず全てのプレーヤーがラウンドする際には足を踏み入れる場所です。
一人一人のプレーヤーがグリーンを大切に扱うことでグリーンのメンテナンスが保たれていますのでグリーンを大切に扱うことが大切です。
バンカーでのマナー
ゴルフのコース上には様々な場所にバンカーが設置されていますが、バンカーにも守るべきマナーがあります。
バンカーにボールが入ってしまった場合は、打った後にボールがあった位置や足跡などをバンカーの近くにあるレーキ(トンボ)でバンカーを綺麗にする必要があります。
バンカーをならさないと後続の組がバンカーに打ち込んでしまった際に、迷惑をかけてしまいます。
バンカーを鳴らした後のレーキはグリーン方向などのプレーの邪魔にならない場所に置いておくようにしましょう。
事故を防ぐために
ゴルフは同じ敷地内にたくさんのプレーヤーがいますので、事故や怪我にならないようにすることが大切です。
事故を防ぐためには他の人の近くではクラブを振らない、これからボールを打つ人より前に出ないようにすることが大切です。
また、ボールを打つ際には前の組との距離を確認して打ち込まない距離まで移動してからティーショットやセカンドショット以降を打ちましょう。
初心者だからどうせ真っすぐ当たらないだろうといってすぐに打つのは絶対にやめましょう。
またコースが隣接するホールなどでは、ボールが左右に飛んでしまった場合はすぐに「ファー(フォアー)」の掛け声で危険を知らせる必要があります。
その他にも池や勾配がきつい場所の近くには無理やり近づかないようにすることでご自身の怪我も防ぐことが可能です。
ゴルフのマナーまとめ
今回はゴルフでコースデビューする際に最低限知らなければいけないマナーをご紹介しましたが、この他にもゴルフには守るべき様々なマナーやルールがあります。
全てを完璧に覚えてからコースデビューすることは難しいと思いますので、初めてコースデビューする際は同伴者の方に初心者であることを伝えなるべくマナーを守れるように心がけることが大切です。
マナーやルールに関しては実際にラウンドをしていく中で自然と覚えられることですので、心配する必要もありません。
ご自身や同伴者の方が気持ちの良いゴルフができるようにマナーを守るように心がけるようにしましょう。
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