「都心から1時間!」週末ワーケーション

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どこでも話せる携帯電話、どこでも仕事ができるWi-Fi環境…

 

便利になったからこそ押し寄せる仕事や人間関係のストレスを感じていませんか?

自分のことよりも人のことが気になってしまうのも便利な環境だからこそだったりしますよね。

 

都心での生活に比べて自然の中では、ストレスホルモンが減少することや、免疫力が向上することが数多くの研究でわかっており、現代人の働くスタイルや休暇の過ごし方が変わり始めています。

 

その中でもここ数年注目されているのが、ワーケーションや週末リトリートです。

 

 

今、話題のワーケーションとは?

 

ワーケーションとは、「work」「vacation」が組み合わさった造語で「働きながら休暇をとる」という過ごし方のこと。

 

在宅やレンタルオフィスでのリモートワークとは違い、仕事と私生活の両面においてストレスを緩和し、メンタルヘルス向上が期待されています。

 

リモートワークが増えたことは、コロナ前の満員電車での通勤や、人間関係の煩わしさの軽減より、はるかに超えた初めて経験する見えないストレスだった人も多いのではないでしょうか。

 

ワーケーションとは、自然の中でストレスフリーを体感することによる心の安定はもちろんのこと、仕事の効率アップにもつながるとして注目されるようになりました。

 

パソコンさえあれば仕事ができ、田舎へ移住する人も増えはしましたが、それでも急に生活スタイルを変えることができない人も多い。

 

だからこそ「work(働く)」と「vacation(休暇)」が合わさったワーケーションが現代のビジネスパーソンのニーズにマッチしたのです。

 

 

”ワーケーション”具体的に何をする?

 

ワーケーションとは、具体的にどんな過ごし方をするのでしょうか?

 

 

・勤務時間はしっかり仕事

・自然の中でゆったり昼休憩

・仕事を終えたら、すぐに休暇

 

 

実際にワーケーションでの仕事(work)は在宅ワークと変わりませんが、最大の違いは自然のもたらす心地良さです。

 

都心での生活に比べて自然の中では、ストレスホルモンが減少することや、免疫力が向上する研究が数多く報告され、予防医療が定着する欧米では森林セラピーとして自然保護地への滞在が健康保険で適用されたり、森林療法として医師や療法士がいる国も多くあると言います。

 

予防医療としても注目される自然との触れ合い。

日本の保険医療としての導入はまだ先ですが、日本にも森林専門医がいたり、森林セラピーも取り入れる医師も増えています。

 

また、都心にいると交感神経が優位の時間が長くなり、副交感神経が働きにくくなることで睡眠の質が低下したり、集中力や思考力の低下につながることがわかっています。

 

脳の閃きや効率性には、副交感神経の働きを高めることが重要であることからもワーケーションは、理にかなっている働き方なのかもしれません。

 

 

欧米で注目のリトリートとは?

 

もうひとつ注目されているのが、”リトリート”。

数日間、日常から離れた場所で過ごし、心身の疲れを癒すことを目的とした従来の旅とは違った新しい旅スタイル。

 

日常のストレスから離れることだけではなく「自分と向き合う時間」「ただ今を感じる時間」として、マインドフルネスの概念を元に欧米で広がり始めました。

 

観光やアクティビティでリフレッシュできることが目的でなく、自分との心と対話し、日常と非日常の余白を感じる旅と言えます。

 

 

 ”リトリート”具体的に何をする?

 

リトリートとは、具体的にどんなことをすることなのでしょうか?

 

 

・森林浴

・アクティビティではない海水浴

・ヨガ

・瞑想(メディテーション)

・土地の食材での食事など

 

 

特別な道具も大きな準備も必要なく、自分一人で身軽でいき、身軽になることが目的のひとつです。

 

近年、都心から少し足を伸ばせば、このような新しいビジネスパーソンの新しいライフスタイルとなりつつあるワーケーションやリトリートを実現させてくれるゲストハウスが続々と増えています。

 

今回は、東京から車で1時間、電車で東京駅から1本、東京オリンピックのサーフィン会場にもなった千葉県一ノ宮(いちのみや)海岸近くのゲストハウスcasita_libre(カシータ・リブレ)に行ってきました。

 

 

世界を旅したオーナーが作り出す”自由”な空間

 

扉を開けると天井窓から日の光が差し込むエントランス。

 

好きな場所で靴を脱ぎ、リビング、キッチン、シャワールームそれぞれにつながる開放的な玄関ホールに胸がワクワクする。

 

何をしよう、何をしたって良い、最高の余白から始まるそんなゲストハウスcasita_libre(カシータ・リブレ)。

 

 

 

歩いて5分に波乗りスポットがあり、サーフィン用のシャワーが着いた駐車場、大きなテラスが広がる。

 

テラスにはテーブルと椅子、ハンモック。空と風と緑を大いに感じることができ、遊びから生まれる閃きを体験できそう。

 

 

「自由であること」

 

 

casita_libre(カシータ・リブレ)を作ったオーナー高嗣さん。

世界中を旅して学んだことは、住む場所、過ごす環境がどれだけ自分の人生を決めるかだったそう。

 

「人種問わず、人が集まるところって景色が良くて緑や海、自然があって、自然と皆の顔が和らいで解放されていく、それを自分は大好きなサーフィンベースで作り上げて、仲間に集まってほしい、休日に集う場所を作りたい、それがきっかけでした。

 

仲間であり家族であり、どんな人も楽しめて落ち着ける空間を目指しました。

訪れた人たち一人一人にとって、何か得られるものが、この家(空間)の中にひとつでもあったら嬉しいですね。」

 

 

「遊び」と「休息」から生まれる閃き

 

 

オーナー:「ワーケーションとして利用してくれる人もたくさんいます。家族だったり仲間とだったり。

 

テラスでゆっくり朝日を感じながらコーヒー飲んだり、星空見ながらお酒を飲む、大人には、とにかくおすすめですね!

 

ちょっとした合間にハンモックに揺られて昼寝をする、海に行かなくても良いんですよ。日常の中に本当の自然を触れることができるから、自由に過ごして欲しいです。

 

子ども達も楽しめます。僕も小さな子どもがいるから子ども達が好きな砂場を作りました。バッタやトンボ、全て自然が遊び相手になります。家のなかはほとんど段差がないので雨の日でも自由に走り回ってもらいたいですね。

 

子供も大人もどんな人たちでも、休日ってめちゃくちゃ大事な時間だと思うんです。

大事に楽しみにきてもらえるワクワク感が溢れた人のエネルギーは本当に輝いていますよ。

 

その思いにこの家が応えられたなら嬉しいし、次はどんな人がきてくれるんだろうって僕がいつもワクワクしています。」

 

”集う場所” がまさに表現された広々としたリビングにオープンキッチン。

 

各々、好きな場所・空間で仕事をし、開放感あふれる自然の中で息抜きをする。

仕事を終えた人から夕食の準備をしてテラスで夕食。

 

訪れた日はちょうど満月。

さっきまで仕事をしていたとは思えない非日常を感じながら、仕事も休暇もどちらも楽しもう!

 

 

オリンピックが開催され、ここ数年で大きく街並みを変えた一ノ宮海岸周辺。

 

昔ながらの田畑を通り過ぎると、そこはまるでアメリカ西海岸の自然豊かな住宅地が見え、海岸は歩いて5分、家の目の前にはオープンテラスのカフェバーもある。

 

サーフィンだけの街でなく、誰もが自由に自然を感じられる土地。

 

 

サーファーなら誰もが憧れるゲストハウスを運営するオーナーの高嗣(たかつぐ)さん。

 

18歳でサーフィンを始め、27歳で世界中を旅した経験から、出会った人と海をきっかけに人が集まる場所を作りたいと始めた。

 

 

取材協力

貸別荘 カシータ・リブレ | 千葉 一宮東浪見

住所:千葉県長生郡一宮町東浪見7209

電話:090-2400-3864

HP:http://u0u1.net/wKtY

 

この記事を書いた人

豊原 悠里

《RiDEAL管理栄養士/セラピスト》
 
大手化粧品会社でインナービューティのカウンセリング、トレーナーを経て、精神科クリニックで管理栄養士・代替医療カウンセラーに従事。
発達の問題やメンタルケアを中心に予防医学、栄養療法のカウンセリング、セミナー、執筆サポートをてがける。

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